コウノトリのしらせ

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こないだ、地元の友達と電話をしていて初めて知ったのですが、

今年の4月、
私の地元、越前市の白山地区に、
コウノトリが40年ぶりに飛来したそうです。



ことの重大さがあまりよくわかってなかった私は、


「ふ~~~ん」


くらいのリアクションしか取れなかったんですが。。。




地元テレビ局で働くその友達は、さすが事情に詳しく、
いろいろと説明してくれました。




コウノトリ。
国の特別天然記念物。
東アジアに分布する渡り鳥で、日本各地に普通にいたらしいです。

でも今はもはや、レッドリストに載る絶滅危惧種。
日本に野生のコウノトリはもういなくなってしまったのだとか。

現在、兵庫県豊岡市の施設で飼育されているコウノトリを、
再び日本で野生化させるため、放鳥などの取り組みがされているそうなのです。



さてここで私の地元の話。

地元しらやま地区では、
「コウノトリ呼び戻す農法」といって、
農薬を使わず、自然の生き物の豊富な田んぼを作り、
コウノトリを呼び戻そうという活動をしている人たちがいました。

というのも、
私の地元には、40年前、実際にコウノトリが飛来していたんです。
怪我をしていたため、一年ほど滞在した後、豊岡の施設に送られたそうなのですが。

このときのコウノトリの孫が放鳥されたのをきっかけに
美しい自然のある、
コウノトリの餌となる生き物がたくさん住める
豊かな田んぼのある環境を、と
この取り組みがなされたのだとか。




だから、「コウノトリを呼び戻す農法」をやって、
現実に、そこにコウノトリがまた戻ってきてくれたことは


関わっている人たちにとっては、本当に本当にうれしかったと思う。







「・・・・あんたの地元の話やろ!!」

と、つっこまれました。

なんにも知らなかったなぁ。



かつてコウノトリが飛来していたことも知らなかった。
たしかにうちの町は本当に自然が豊かだけれど。

うちが子供のときには、農薬散布も普通にやっていたし。



ちょっとずつ、ちょっとずつ、
変えよう、変わろうと、頑張ってきた人たちがいて、
それに賛同する人たちがいて、

目に見える形として、コウノトリが飛来してくれた事実。



美しい自然をそのままにすることと、
農業としての効率を天秤にかけることは、

それが職業であるほど、とっても難しい選択だと思うのだけれど。



自然の美しさ、豊かさこそを、
自分たちの豊かさの指針として、
実践して、形にまで持っていった、
地元の人たちの努力に深く感動したのでした。


だって本当はみんなそうやって考えたいけど
手間やコストや時間なんかをきっと考えちゃうから、

なかなか実際には難しいもんね。



豊かな自然との共生っていう思想が
あたりまえのものとして地区全体の人たちに浸透している、
そのことこそが素晴らしいのかもしれないです。




上の絵は、
地元の取り組みを全く知らなかった自分への反省と、
美しい地元の里山や、
飛来してくれたコウノトリへの敬意をこめて描きました。

荒い写真で申しわけないのですが・・・






白山地区のブログがあります。
ぜひ見てみてください!
http://ameblo.jp/s-shinkou/
さぎ草展が行われた、安養寺町が私の地元です^^




そしてわたくし、こないだそんな地元しらやま地区の、しらやま大使になってしまいました。
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なんだかいつの間にかそんな話に・・・
何にも貢献してない気がするのですが。。。恐縮であります;;


白山地区では、しらやまファンクラブなるものも会員募集しているそうです。
写真に使われている街並みの木の陰に、私の実家があります笑。
興味のある方は、お金もかからないそうなのでぜひ!



そだった土地を誇れるのは、幸せなことだなぁと思ったのでした。
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by do_do_bird | 2010-08-19 18:02 | 日記