富士山れぽ
一日越しの富士山レポートです。
先日の日記で宣言した富士山登山。
わたし本当に登山らしい登山なんてしたことなくて
揃える道具も本当に付け焼刃。。
雨具とか杖とか靴とか。
つまりカッパだべ?と思い100円ショップで上下200円。
登山用の杖も高かったからおじいちゃんとかが使ってるような歩行補助の杖。
靴も日ごろのスニーカーじゃいくらなんでもと思い、安売りしてたニューバランスを前日に購入。
なめすぎーーーー

富士山登山道の入り口。
富士山の道のりはすごく長くて、
やっぱり活火山だけあって景色も閑散としたもの。
でも無意識にただひたすら上だけ目指して登るっていうのは
なんだか哲学的なものを感じます。

6合目まではバスで。
そこから上までひたすら歩くのです。
途中雨が。
すぐにやんだら下界に虹が。

虹を下に見るなんて!!すごい!!!
昼ごろから登りだして、
7合目に着いたのが夕方3時か4時ごろ。
そこの山小屋で仮眠して夜の10時ごろに出発。
そのまま上まで登っててっぺんでご来光を拝む、というプランでした。
夜の暗闇の中、岩山ルートを懐中電灯で進んでいくこの非日常。
仮眠で全然寝れなかったのも手伝って
テンションあがりました~
一緒に行った友達はひたすらマイペースに登っていってたので、
私のテンションも登るペースも無駄にハイになることはなく
心配していた高山病も、
多少の頭痛くらいで済んでよかったです^^
やたらなめた準備で臨んだため
吹きすさぶ風とか雨に対応しきれなかったりもしましたが・・・
それでもどうにかこうにか上に行けました。
残念ながら時間の都合上、頂上までは行けなかったのですが、
8合5尺とかのところで日の出の時間を迎えます。

まっくらだった空が次第に白んできて、
遠くの雲とかがはっきり見えてくる。
単色だった空の濃淡にだんだん色が加わってくるのです。
視界は一面空。
眼下に波打つ雲。
雲の下にはまた雲が。
そのまた下に町の灯りが。
その中のひとつひとつにはきっといろんな人たちが。
この日は雲が多すぎて、
ご来光がちゃんと見れなかったんですが。
いやいやそれでも!
あんな雲海をみたのは初めてで感動しました。

朝はこうして始まってるんだと。
徹夜明けでも
二日酔いでも
寝すぎて起きれないときでも
同じように富士山では朝を毎日こうして迎えているんですね。
週末も手伝って登山客も多くて、
すごく敬虔な気持ちになるって雰囲気でもなかったんですが。
確かな説得力というか。
迫力がありました。
さすが日本一の山。
引き返した下山道は
ただひたすらにジグザグの山道を下っていくのみだったので
やはり運動不足のわが身です。ヒザが笑う笑う。
凍えるほどに寒かった山頂付近から
太陽が出て下界に降りていくほど気温が増してくる。
ちょいちょい装備を脱ぎながら下山したのでした。
さすが100円の雨ガッパはそのころには破れてぼろぼろになってましたww
モノはいいものを揃えるべきですね(^^;)
帰りのバスにも無事に間に合い、
温泉浸かって一路日常へ。
しんどかったけど
また来年行こうってなったら今度はちゃんと装備揃えて行きたいな。
また来させてください。ふじさん。

昨日も今日も筋肉痛です><;
階段が鬼です。
次はもうちょっと運動します。
by do_do_bird | 2009-08-24 12:35 | 日記